時計の板、時計の機械、時計の文字、時計の針と、通常は4点で1セットなんですが、(だから壁掛け時計は400円というわけです)、このうちの時計の文字を購入しないで、手持ちの布に刺しゅうで作成しました。 使用した刺しゅうは、刺しゅうプロの内蔵文字、Embroidery design boutiqueのAssortment(3)の野菜のデータ、Amazing Designsのフリーデータです。
野菜のデータは12、3、6、9の位置に配置。その他は数字にしました。Amazing Designsのデータは、鍋つかみのデータに文字が重なっていたのを、BuzzEditで文字を移動させ、鍋つかみと文字の間に時計の針用の穴の位置をキープ。
板の直径が20センチなので、最初は20×30の枠サイズでデータを作成し、その後、172×10のサイズに分割しました。ULT21とかD300だったら、分割しないでそのまま刺しゅうできるのに……。

あとは、位置合わせをして刺しゅう。
画像は、BuzzEditで印刷した刺しゅうデータを、消えるチャコペンで印を入れた布に配置したところ。BuzzEditの印刷機能では、しかるべきところに印が入っていて位置合わせがしやすいです。
著作権の関係でかなりぼかしましたけど、出来上がりはこんな感じです。できあがってからいうのもなんですが、文字はやはりなるべく太目のフォントのほうが見やすいです。それと、中央の刺しゅうも控えめの方が、時計の針が見やすいかも……。ま、つまりちょっと見づらい時計にしてしまったということです(__;)。

分割刺しゅう機能などもきっちりされて、さすがだわ??。
私の場合、学研の付録?かなにかで文字の針と裏の乾電池入れるものは持っています。これでいつか作ろうってね。いつも道具だけは揃えてばっかりなんですよね。
刺しゅう時計を作るときは、文字は太目のフォントで中央の刺しゅうも控えめがいいということ覚えておきますね。
もうちょっと詳しく作成手順を記述したいところでしたが、何せオリジナルデータではないので、ぼかしの入った画像ばかり載せても、と思ってやめました。
今回、面縫いを分割したわけではないので置き縫いではなく、各データに図柄合わせ用の印を刺しゅうして、枠に附属しているテンプレートと布、印刷したデータを重ね合わせて位置を調整しながら作っていきました。結構自分ではうまくいったと思ったんですが、夫に言わせればちょっと文字の位置がずれているそうで……。
学研の付録に時計がありましたか。我が家でも次男に「科学」を取っていますが、時計は気がつかなかったなぁ。壊し屋の次男のことだから、完成する前に壊して日の目を見なかったかもしれません……。