えーと、刺しゅうデータとステッチデータの違いに悩むわたしを見かねて、謎の刺しゅう仮面さんからコメントをいただきました。以下、コメントです。
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刺しゅうデータは単純に図柄データ(PEC、PES、PEM)とか
と思ってもらえれば良いかと思います。
それに対してステッチデータは、図柄ないの針の一針一針を
任意かつ自由に編集できる状態のデータと思ってもらえれば
良いです。
レイアウトセンターのツールで作ったデータは
丁度図柄データとステッチデータの間って感じのデータになります。
次に拡大縮小ですが、
1、単純拡縮
これは、例えばデザインセンターで作ったPEMデータを
レイアウトセンターに取り込んだ状態のまま選択、
任意のポイントをドラッグして大きくしたり小さくしたりする
場合の拡縮です。この拡縮は、針数の変更を加えませんので
例えば縫いピッチ2mm糸密度4本とかに設定してあったものを
2倍に大きくすると縫いピッチ4mm、糸密度 薄くなると言った
拡縮(縫い品質を維持しない。)になります。
2、再計算拡縮
上記に対してこの拡縮は、拡大または縮小されたステッチデータの
各エリアを再認識して、もともと設定されていた縫いピッチ2mm糸密度4本
などの設定をその計算しなおされたエリアに割り当てなおす拡縮になります。
この場合の針数は 200%縦横同比拡大なら元の針数に対して約4倍、
50%なら約1/4になります。
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参考になりましたでしょうか。
PEMやPECも刺しゅうデータなんですね。最近、すっかりPECの存在を忘れていました……。
Ver.5までは、ステッチデータの拡大縮小をするのにSTB機能を使用していたせいもあって、
わたしはSTB機能も含めてステッチデータとか刺しゅうデータとか、
用語が頭の中で混乱していましたが、
これでちょっとは整理できたような気がします。